2025年4月18日・19日の2日間で開催されたクリエイター向けイベント「The CREATORS」にて、無料の法律相談ブースを出展しました。
●イベント「The CREATORS」について
「The CREATORS」は、“クリエイターと企業をつなぐ”ことを目的とした、クリエイター業界最大級のコミュニティイベントです。
起源は10年前、数名のクリエイターによる小さな交流会でしたが、現在では延べ2,400名以上が参加する大規模イベントに成長。
今回からは健康相談ブースなども加わり、多様な出会いの場となっています。

無料の法律相談ブース出展の背景
前回2023年のThe CREATORSには、一般参加者として足を運ばせていただきました。
多数のクリエイターと交流し、弊所としてもクリエイターをもっと支援する体勢を整えるために、どういう協力方法ががあるのかを探していました。
前回のイベント後、本イベント主催者のトライデントワークスの社長様にお声掛けをしたところ、社長様からぜひ次回はブースで出展して無料法律相談を実施していただきたいというご要請を受けました。
確かに、前回の段階でも法律相談をしたい、という方はそれなりにいらっしゃいました。
弊所の存在をクリエイターのみなさんに知ってもらうための、良い機会になると考え、今回ブース出展することに決めました。
ブースの準備・展示内容
出展資料についてはテーブルクロスやチラシ立て、ポスターやチラシなどを準備しました。
工夫としては弊所のアイコンや弁護士がいますよ、というメッセージがわかりやすい形で示されるようにレイアウトを工夫しました。また、チラシについても弊所の活動が一目でわかる内容に作ってもらい対応することになりました。

来場者の皆様には積極的にお声掛けを行い、法律相談がなくでもご来場いただいて大丈夫な旨、弁護士というと敷居が高いイメージがあると思いますので気軽にお話しできる環境の提示を心がけました。
当日の様子と感想
2日間の間、30人以上の方にブースへご相談に足を運んでいただきました。ありがとうございます。
少し悩みがある、相談して見たいというケースから、お話を聞いてみたい、弁護士さんとお話するのは初めてなど、多くのお声かけを頂きました。

相談ブースでは、例えば、こうしたご相談にお答えいたしました。
- 誹謗中傷してくる相手に対してどのような対応をすべきなのか
- 漫画の出版契約の依頼が来るけど契約書がこない場合どうすればいいのか
- 匿名の相手方とイラスト制作契約をしたけど報酬を支払ってくれない
- 自分の子供が暴行を受けたのでとにかく裁判で争いたい
- フリーランス新法よく分からないので聞きたい!
- 最近のクリエイタートラブルで気をつけた方が良いことを聞きたい
- 兼業をしようと考えているけど会社が認めてくれないのでどうすればいいのか
- 弁護士監修のもと法律に関する漫画を描いてみたいので監修をお願いしたい
●リアルならではのお話
著作権や商標などのクリエイターならではの話から一般の民事事件に関するご相談まで、たくさん依頼をいただきました。
基本的にはアドバイスで解決するものもそれなりにありましたが、アドバイスだけではなかなか解決しづらい問題もありましたので、そのような案件についてはよくご検討のうえ、どうしても事件として解決されたい場合は弊所に再度有償でご依頼いただく形でお願いいたしました。
今後の展望
今回のイベントを経て様々なご反応をいただきました。弊所としてもブース出展して良かったと考えております。
また11月にもThe CREATORSが開催されるようですので、状況を見て参加を考えたいと思います。また、弊所としてもその他のイベントにも顔を出しますのでぜひクリエイターの皆様にはよろしくお願いいたします。

クリエイター・企業・法人の法務にお困りの皆さまへ
イベントでお会いした皆さま、そして今回はご縁のなかった方も、もしお困りのことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。